自らの功罪について、自覚的で、不思議な距離感で批評できる辻井嵩に対し、ある種の魅力を感じてしまう一冊。辻井(堤清二)とセゾングループの功罪の影響を直接受けた人が、その態度をどう感じるのかは分からないけど……。それとは別に、上野の遠慮のなさと受ける辻井の掛け合いが、とにかく面白い。
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- 感想投稿日 : 2011年6月17日
- 読了日 : 2011年5月27日
- 本棚登録日 : 2011年6月15日
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