タイトルが素敵な感じだなって読みだしたら、宗教にハマっていく両親と2世の話しでした。
近所の公園でカッパのフリして皿に水かけてる時点で怪しすぎ。
それが両親だって告白しても、壁を作らずに普通に接してくれ心配してくれるクラスメイト、信仰の自由を尊重してくれてるとこがいいですね。また、好きな人が信じるものを、一緒に信じたいと宣言する彼氏もカッコいいなぁ。
逆に、霊感商法の被害にあって訴えてる人がいるとの噂や両親の手から子供を保護しようと真剣に心配してくれる親戚夫婦。
宗教に対する見方は様々だけど、作中に神とか教理に関する記述は一切ないところが小狡いですね。
読者の先入観と偏見で読み進めていくしかないところとか
主人公の家がだんだん小さくなっていくところから察すると相当献金してそうだし、長女は家出してしまったのだから。周りから見れば騙されているように映るところが、
本人達は洗脳されているのか不幸に感じてない訳だから救いようがないのか、むしろ救われてるのかなんとも言いがたい。
幹部クラスになると金持ちで、大きな家に住んでいるのは宗教に限った話でないけど、どの辺に幸福を感じるかなのかなぁ。
カゴの中で暮らした方が幸せな鳥もいるし、不自由を感じるなら抜け出せばいい訳だしこれも本人次第なのかなぁ。
最後に親子3人で流れ星探して、いつまでも星を眺め続けたってあるのが。
ゾーッとするんですけど。
雪山とか行くのでわかるのですがタオルが凍りつく温度ってゆうと–10℃以下なんですけど、長時間いると凍死するんじゃないかと心配になります。
- 感想投稿日 : 2023年3月23日
- 読了日 : 2023年3月22日
- 本棚登録日 : 2023年3月21日
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