朝が来る

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年6月15日発売)
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感想 : 781
5

うあっぱよかったぁあああ。
もう読み終えて涙が止まらなかっぁああ。
生みの母と育ての父母、どちらの側面からも
怒涛の勢いで抑えきれないほどの衝撃波を受けてしまいました。
もう他人事のように読んでられませんでした。
中学生で出産してからの6年間無茶大変だった。
あっダメだ、もう少し冷静になってからじゃないとレビュー書けない気がする。
とりあえず1stインパクトでしたっっw
深月さん、本当に丁寧に感情を拾いあげて書いてるので、朝斗の事を信じて疑わない両親に深い絆を感じてたのですが、まさかの養子とかそれでも実の子と変わらないそれ以上かもしれない愛情を持って育てていた事に感動。ひかりちゃんもドン底からゲスに落ちる事なく生みの親としての誇りをもって朝斗を見ることができたようで嬉しくなりました。それを促した栗原夫妻の「あなたは誰なんですか?」とゆう冷静な問いかけに実に深い意味が含まれていて心打たれました。
それにしても、栗原夫妻は夫婦とも人格者であることにただただ感動。傘が足元に転げ落ちるところでもう号泣でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2023年11月30日
読了日 : 2023年11月30日
本棚登録日 : 2023年11月30日

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コメント 2件

かなさんのコメント
2023/12/01

しじみさん、おはようございます!
良い読書、できましたねっ(^^)
私もこの作品読んでいるけれど、
いい作品でしたよねぇ…私も泣きましたもん…。
ラストに感動しました!

つくねさんのコメント
2023/12/01

かなさーーーん、まだまだ余韻が続いてます♪

これは絶対お勧めですよね。
育ての親と生みの親、本当なら会うことNGなのに
子を得るまでの夫婦と失ったひかりの人生を描き分けてW共感でした。
特別養子縁組の制度は子のためにあるってところも重要ですね。
特にラストは超絶震えました!

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