貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2016年9月16日発売)
3.35
  • (13)
  • (79)
  • (97)
  • (15)
  • (8)
本棚登録 : 831
感想 : 65
3

愛香が、"貴族探偵が犯人だ"と指名し、"やれやれ、真犯人を教えてやってくれ"、と執事やメイドの推理で真相がわかるという流れが3回くらい続き、1回目は面白かったが3回は、さすがにくどいなと思った。
最後の最後に、"今回、愛香に探偵依頼したのは自分であり、この島に着いた段階で君は私の所有物だった訳だ。毎回、私の所有物が推理を果たしている。私は根っからの貴族探偵だろう?"という感じで、してやったり、な良い終わり方だった。
結局、貴族探偵の本名も素性も謎のまま2作目が終わったが、もう少しバラして欲しかったな〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月27日
読了日 : 2023年6月21日
本棚登録日 : 2023年6月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする