風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2013年3月28日発売)
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人は、自分の悲しみのために涙する。

陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。
祥瓊は、芳国国王である父が纂奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。
そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。

それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが―。

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H25.7.28 読了

物語としてももちろん面白かったが、清秀と楽俊の言葉たちに、もうやられてしまった。。。

反省しながら、でも楽俊に「気付いたときから始めればいい。生きている限り遅いということはない。」と励まされながら読むことが出来た。

1日で読み切ってしまったのも久しぶりかも。
下巻も楽しみ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2013
感想投稿日 : 2013年7月29日
読了日 : 2013年7月28日
本棚登録日 : 2013年7月29日

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