人は、自分の悲しみのために涙する。
陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。
祥瓊は、芳国国王である父が纂奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。
そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。
それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが―。
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H25.7.28 読了
物語としてももちろん面白かったが、清秀と楽俊の言葉たちに、もうやられてしまった。。。
反省しながら、でも楽俊に「気付いたときから始めればいい。生きている限り遅いということはない。」と励まされながら読むことが出来た。
1日で読み切ってしまったのも久しぶりかも。
下巻も楽しみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2013
- 感想投稿日 : 2013年7月29日
- 読了日 : 2013年7月28日
- 本棚登録日 : 2013年7月29日
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