カエサル自身がガリア戦役を記した有名な本…だけど、
よく考えたら戦役の内容そのものはローマ人の物語で読んでるのよね。
カエサルの文才を示した名著…らしいのだけど、自分が
読む限りではそれほどでも、という気もしないでもない。
確かに分かりやすい文章ではあるけれど。
どっちかというとガリアのあちこちの敵を叩きつつ、ブリタニアにも渡って、
最後に全ガリアとの決戦に辛くも勝利、という
ストーリーの面白さではなかろうか。
まあこれを実行したのも当人なんだけど。
これ読みながら、「岩窟王ぐらいの大胆な解釈でアニメ化とかいいんじゃなかろうか」とか考えたり。
そう言えばモンテクリスト伯で、盗賊にさらわれたアルベールを
伯爵が助けに行った時、盗賊のボスのが読んでたのがこの本でしたな、確か。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2019年3月7日
- 読了日 : 2006年2月10日
- 本棚登録日 : 2019年3月7日
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