[テメレア戦記] I 気高き王家の翼

  • ヴィレッジブックス (2007年12月20日発売)
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感想 : 49
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このシリーズ、名前は前から知っていたのだけど、この間読んだ『ドラゴンの塔』がわりと面白かったので、同じ作者と知って読んでみることに。
テメレアというのは主人公の戦闘用ドラゴンの名前で、戦記、とあるように、この後も戦いが続くんだろうな。ナポレオン戦争の辺りに時代設定していて、本当の歴史の中に上手くドラゴンというものを組み込んでいるのが面白い。 この世界の中でドラゴンたちは、知性もあって人間の言葉(卵の時に聞いていた言語)も話せるし、でも自由な生き物ではないし、人間と友情(というか忠誠)も交わせるけど、でも対等ではない……という、ちょっと微妙な立ち位置。ペットではないのだけど、それに近く、……フライデーみたいな? そのへんが私はちょっと微妙で引っかかった。
とはいえ、それなりに面白かったので、機会があれば次も読むかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2018年12月9日
読了日 : 2018年3月18日
本棚登録日 : 2018年12月2日

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