ミルククラウンのためいき (角川ルビー文庫 83-1)

著者 :
  • KADOKAWA (2002年2月1日発売)
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本棚登録 : 373
感想 : 18
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高校生の望は事情があって親元を離れ叔父の玲二と暮らしている。学校でも浮きまくりの望は玲二の働いているジャズバーでバイトを始めて、テナーサックス奏者の高遠を知り憧れる。ある日その高遠の色濃いキスシーンを見てしまい…。


トラウマ物。崎谷先生初のシリーズ物でもあるらしい。ちょっと古い作品だけどいかにも崎谷作品らしい。
きっちり読ませる、読者を引き付ける書き方はやっぱりすごい。
望の抱える過去がトラウマとなっていて今の望を形成している。

Hシーンは崎谷作品にしては普通。それなりに濃いけど。

イラストの高久先生の絵が今と違ってクセが無く少女マンガ風なのが逆に新鮮でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミュージシャン×高校生
感想投稿日 : 2011年1月14日
読了日 : 2011年1月13日
本棚登録日 : 2011年1月13日

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