蜂蜜彼氏のスピンオフ
攻め:シリル
受け:和利
元貴族出身の家柄のフランス人シリルは容姿のみならず才能もあって何でも出来る。平凡で地味、努力でその力を保持している自分とは既に違う…と幼なじみのシリルに感じている和利。
シリルは本好きな和利の為に図書館カフェを経営すると言い出し…。
攻め様はどこまでも甘やかす鷹揚な攻め様なんだけど。
受けもツンでいいんだけど、なんか、それだけで最後まで引っ張った感じ。
あとがきで何の事件もなくただひたすら甘いのを目指したと書いてあり、納得したけど、事件がなくても起伏は必要でしょう。中学2年の時のことだけが起伏。にしては中途半端。
そして和利の気持ちを自覚させた“シリルと連絡が取れない”も、そこまで焦れ焦れはしなかった。もっと和利が焦る心理描写を書けば盛り上がったのかも?
不完全燃焼の内容でした…。
挿し絵の街子さん以前大好きだったけどキラ度が減った印象。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
幼なじみ
- 感想投稿日 : 2013年6月25日
- 読了日 : 2013年6月25日
- 本棚登録日 : 2013年6月25日
みんなの感想をみる