崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫 ぬ 2-2)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月25日発売)
貫井徳郎初の短編集。
「結婚」をテーマに8つのストーリーがおさめられていました。
短編なので、それぞれはサクッと読み終えるのですが、内容はしっかりと詰まっています。
そしてそれぞれのストーリーで明かされる謎。
お見事でした。
説明
内容紹介
崩れる女、怯える男、誘われる女……ストーカー、DV、公園デビュー、家族崩壊など、現代の社会問題を「結婚」というテーマで描き出す、狂気と企みに満ちた、8つの傑作ミステリ短編。
内容(「BOOK」データベースより)
仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は…(「崩れる」)。30代独身を貫いていた翻訳家の聖美。ある日高校の同級生だった真砂子から結婚報告の電話があり、お祝いの食事会に招待されるが…(「憑かれる」)。家族崩壊、ストーカー、DV、公園デビューなど、現代の社会問題を「結婚」というテーマで描き出す、狂気と企みに満ちた8つの傑作ミステリ短編集。
著者について
1968年東京都生まれ。93年『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞。他書に『失踪症候群』『天使の屍』『プリズム』など多数。最新刊は『灰色の虹』。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
貫井/徳郎
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年『慟哭』でデビュー。2010年、『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 感想投稿日 : 2022年7月2日
- 読了日 : 2022年7月2日
- 本棚登録日 : 2019年11月19日
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