アントニオ猪木自伝 (新潮文庫 い 53-1)

著者 :
  • 新潮社 (2000年2月29日発売)
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INOKI BOM-BA-YE、INOKI BOM-BA-YE、INOKI BOM-BA-YE、INOKI BOM-BA-YE♪

2022.10.1燃える闘魂・アントニオ猪木永眠。
(猪木寛至ではなく、アントニオ猪木と記す)

私の幼き頃、プロレスはアントニオ猪木、大相撲では千代の富士が間違いなく主役であり、多くの人々がTVの前で盛り上がっていました。

私もその1人。

黒いパンツに真っ赤なタオルを首にかけ、ガウンを纏ったあなたは間違いなく我々のヒーローでした。

アントニオ猪木を通じ力道山を知り、藤波辰爾、長州力へと繋がれたバトン。

その後の闘魂三銃士へと繋がれた新日の歴史。

そんな新日の歴史と共に子供時代を過ごしてきましたが、アントニオ猪木が(プロレスラーとして)誕生する前の猪木寛至誕生から家族とのブラジルへの移民、師となる力道山との出会い、デビュー、へと繋がる歴史は本書にて知ることとなりました。

鶴見で生まれたこと、ブラジルとの繋がり、ジャイアント馬場との関係、結婚、離婚...

本人が語った自身の歴史、考え方、価値観。

今夏の24時間TVで見た燃える闘魂最後の勇姿は記憶に新しく、病と闘いながら出演した姿は多くの人の記憶に刻まれたことでしょう。

昭和のスターがまた1人この世を去りました。

波瀾万丈の生涯をまさに全力で一歩一歩前に進み続けたアントニオ猪木。

安らかに。



内容(「BOOK」データベースより)
少年時代のブラジル移住、力道山にしごかれた修業の日々、モハメド・アリ戦をはじめとする異種格闘技戦、結婚と離婚、独自の「猪木外交」を展開した国会議員時代、金銭トラブル、引退と新団体旗揚げ…。日本プロレス界の顔・アントニオ猪木が、初めて肉声でその波瀾の半生を語り尽くした、決定版自伝。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月30日
読了日 : 2022年10月30日
本棚登録日 : 2022年10月30日

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