ごん狐

著者 :
  • 2012年9月27日発売
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本棚登録 : 163
感想 : 23
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「ご~んッ」思わず叫びそうになりました。

先程読み終えた「赤とんぼ」(乙女の本棚シリーズ)の著者が新美南吉さんだと知り、「ごんぎつね」を読みたくなりなおなおさんのおかげで使えるようになった図書館で早速探してみました♪

懐かしいなぁーって思いながらも、こんな深い話だったんだーって思いながら今これを書いています。

<要訳>
山の森に住むごんぎつねは、村人の兵十が捕まえた魚やうなぎを逃がしてしまいます。兵十の母が亡くなったことを知り、後悔したごんは、毎日食べ物を届けるようになります。しかし兵十はごんをいたずら者と思い込み、火縄銃で撃ってしまいます。ごんが食べ物を届けてくれていたことに気付いた兵十は、悲しみに暮れます。


昭和初期の児童文学作家である新美南吉の童話。初出は「赤い鳥」[鈴木三重吉主宰、1932(昭和7)年]。初刊は南吉の死の直後に刊行された第三童話集「花のき村と盗人たち」[帝国教育出版部、1943(昭和18)年]。小学校国語科教材として現在でも多く使用されている、代表的な作品。貧しい村人「兵十」といたずら好きの狐「ごん」とのふれあい、そして行き違いによって生まれる深い悲しみが、民話風に描かれる良作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

新美/南吉
1913年~1943年。愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。東京外国語学校(現・東京外国語大学)卒業。半田中学校(現・県立半田高等学校)在学中から童話をかきはじめ、雑誌『赤い鳥』に投稿、「正坊とクロ」「ごん狐」などで、鈴木三重吉にみいだされる。その後、数々の童話、童謡、詩、小説を創作し、発表しつづけたが30歳を前に病死する

遠藤/てるよ
1929年東京に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員。独特の抒情世界をきりひらいた作品をたくさん発表している。1961年の絵本『ミドリがひろったふしぎなかさ』(童心社)で講談社出版文化賞、1991年『ぶな森のキツネ』(童心社)で絵本にっぽん大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、jp_oversized_book版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

いたずら小狐「ごん」村人の心によりそいたくてひとの世界にちかづきますが…。 --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。

内容(「MARC」データベースより)

いたずら好きのごんぎつね。ある日兵十からうなぎを一匹失敬するが、兵十の母親が死んだことを知り、毎日いわしやきのこを兵十の家に置いていった。兵十は不思議に思うが、ある日くりを持ってきたごんを見かけ、鉄砲をとる。
--このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。

著者について

【新美南吉】 1913年~1943年。愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』に「ごん狐」を初め多くの童謡・童話を発表。他に少年小説、民話的メルヘン等優れた創作活動を展開したが、二十九歳で早逝。 --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月11日
読了日 : 2023年8月11日
本棚登録日 : 2023年8月11日

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コメント 2件

かなさんのコメント
2023/08/12

ヒボさん、おはようございます!
私、「ごん狐」はいつか読もうと思ってます(*^-^*)
って、いうか、「ごん狐」には思い入れがあって、
小学生の頃の淡い思い出なんですけど、ね!
あ…これ、私がいつか「ごん狐」を読めたときに
レビューと一緒に投稿したいので…
でも、だから…
「ごん狐」は好きで、
いつか読むつもりですって言いたかったんです(^-^;)

ヒボさんのコメント
2023/08/12

〇〇年ぶりに読んだんだろ^^;
これも乙女の本棚のおかげです♪
今読むとなかなかこれが...
子供時代には感じなかった感情がね^^;

子供時代の思い出って大切ですよね。

自然と手にするタイミングが来ますよ☆
その時のレビュー、楽しみにしてますね。

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