出署せず (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2014年6月27日発売)
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本棚登録 : 432
感想 : 57
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内容(「BOOK」データベースより)
柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめる―。ミステリ×人間ドラマの興奮。日本推理作家協会賞受賞の名手が描く、警察小説集。

柴崎が本職では無い捜査でバンバン成果を出してしまって、なかなか本来の仕事に戻れないという可哀そうなお話です。ちゃんちゃん。
なんですがこの昂揚感なく淡々と進みつつきっちり話には落とし前をつける辺りは力量を感じます。警察内部を描いた小説好きとしてはお勧め出来る本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月4日
読了日 : 2017年6月4日
本棚登録日 : 2017年6月4日

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