本が好きな人の心をいい具合にくすぐる本であるという事が一つ。そしてこの本を読む人は、本を読む人なのか読まない人なのかという事が一つ。
本を読む効用を知りたいが為に、本を読まない人が手にする本ではないというのが僕の結論であります。
自分自身これだけ馬鹿みたいに本ばっかり読んでいるので何とも言えませんが、本を読まなくても出来る人は出来るし出来ない人は出来ない。身の回りにいる人で本を常に読んでいると思われる人はそれほどいませんが、仕事が出来る出来ないとの因果関係が見えないというのが本当の所です。読書自体の効能と言っても温泉でもあるまいしよく分からんですよねえ。
とかなんとか言っても、この本が示すような効果が読書に有ったらすごくうれしい。
自分を構成しているかなりの部分を読書が作っているという自覚があります。こんなしょうもない人であっても、本を沢山読んだことによってなんとか人間生活やれているんだろうなあと。これで全然本読まない人生になっていたら、大分違う状況になっていたような気がします。
僕の場合、自信の根底に読書量と作詞作曲能力の2本柱があるので、本読んでいなかったら両方とも無かったんじゃないかと。それは本当にゾッとするなあ・・・。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月20日
- 読了日 : 2019年5月20日
- 本棚登録日 : 2019年5月20日
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