内容(「BOOK」データベースより)
凄腕の始末屋として恐れられた榊原健三は、今では人目を避けて山奥で暮らしていた。ある日、山を下りた彼の目に飛び込んできたのは、テレビに映ったかつての恋人・多恵子の姿だった―。事件に巻き込まれた多恵子の息子を救うべく、健三は単身札幌へと向かう。だが、彼女の息子が巻き込まれたのは、単なる人質事件ではなかった…。第54回日本推理作家協会賞を受賞した傑作長篇ハードボイルド。
エンターテイメントハードボイルドとして評価の高い作品でしたが、僕がミスをしたのは元になっているシリーズを何も読まずに読んでしまった事でしょうか。やたらと登場人物多くてそれぞれのエピソードを細かく書いているので疾走感がたりないなあと思ってしまいましたが、オールスター物だったんですね、それは一見さんには分からない面白さが沢山有った事でしょう。筋としては充分面白かったのですが、そういう点で残念でありました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月20日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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