いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

著者 :
  • 新潮社 (2007年8月16日発売)
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本棚登録 : 2088
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食べたものを記録するダイエット方法が紹介されています。シンプルにいえば確かにそれだけのダイエット法です。記録することにより、自分の生活習慣を把握し、現実と向き合う、そこからダイエットがスタートするという。多くの太っている人はその現実と向き合うことをしないから太るための行動を取り続けてしまうと著者は言う。たしかにそのとおりかもしれない。
結局ダイエットは意思の力でしかどうにも出来ない時期というのがある(経験上)本書はそういう時期のところを詳細にどうやって乗り越えたか体験談が書かれていた。著者は自称意志の力が弱い人だが、体験談を見る限りそんなこともないのでは?と思いました。しかし、意志の力が必要なところでは意志の力を発揮して解決しているので胡散臭くはないし現実的なのでで好感を持てます。
あくまでこの本に紹介されているダイエット方法(豆乳や万歩計など細かいものも含む)は著者がダイエットを続けていく上で採用した著者による著者のためのダイエット方法なので、全てをそのとおりにやっても続かないでしょう。著者も書いている事ですが、100%自分に適したダイエット方法というのは自分で探っていかなければならないものです。本書の優れているところはダイエットの助走部分(現実と向き合いなぜ太っていくのかを知ること)なので、世にある様々なダイエット方法を試そうとしている全ての人にとって有益な書だと思います。

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感想投稿日 : 2012年10月16日
本棚登録日 : 2012年10月16日

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