ZOOの2巻。
どちらかというと喜劇風のお話が多い。グロも1巻よりは控えめ。
「血液を探せ!」
犯人の動機が?
全員ろくでもない人物なんだろうなーと思いつつ、読んでて楽しかった。
「冷たい森の白い家」
『暗黒童話』内の童話のような話。
寒くてひもじい気分になる。
「Closet」
あきらかに不自然でいまいち。
叙述トリックを思いついたはいいけど消化しきれなかった印象。
「神の言葉」
小心者の主人公を描くことに関して乙一さんは間違いなく天才だと思う。
この主人公はいつか死ねるんだろうか。
「落ちる飛行機の中で」
状況が面白い。このあらすじを背表紙に掲載した方、上手い。
最後は、えー?としか。
「むかし夕日の公園で」
ホラー
1.2通して孤独感の強い作品が多かった。
乙一さんの作品に出てくる親ってろくでもない人間ばかりだわ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年1月27日
- 読了日 : 2015年1月27日
- 本棚登録日 : 2015年1月27日
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