幼い子の文学 (中公新書 563)

著者 :
  • 中央公論新社 (1980年1月23日発売)
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本棚登録 : 302
感想 : 31

すごく面白かったです。
全編、瀬田先生の「おはなし」の語り口調になっているので、講義をきいてるような感覚、そしてこんな先生に習いたいなという気持ちになりました。
懐かしい物語が山ほど登場し、読み返したくなりました。
マジックアンドミュージック。魅力的だと思います。

個人的にはP186の「残酷さ」の部分が心に残りました。表現の規制が問題になっている時代。それでも、子どもの本を守るうえで失くしてはいけない描写だと感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 専門書
感想投稿日 : 2013年6月2日
読了日 : 2013年6月2日
本棚登録日 : 2013年4月14日

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