思春期の揺らぎのある透明な静かさを掬ったような短編集。
時代は大正あたりのイメージでしょうか。言葉遣いはやや文学調ですが、癖がなくさらっと読めます。
表題作の「鳩の栖」が好きでした。
淡々と描く静かさが素敵な作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説:日本文学:その他
- 感想投稿日 : 2012年9月10日
- 読了日 : 2012年9月9日
- 本棚登録日 : 2012年9月9日
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