事件の当事者主軸であった著者による回顧です。事件の本質を当事者が分析しています。また事件後の活動についても、著者の視点で述懐しています。一方の主軸である、三女の著作も読みましたが、その後の行動として互いに矛盾するところもあり、どちらが正しいのか分かりませんが、著者の主張の方が具体的のようにも感じ、明らかのようにも思います。本事件の本質を著者は「真面目さ故の行動」で「結果は不幸」であったとされていますが、これは誰にも起こりうることで、自戒の気持ちを持ちました。一方で私自身は当時も今も行き過ぎた行動のようにも思いますが、それは報道でしか知らないソトの人の一般的な感じ方なのかもしれません。
その後著者は結果責任を負い行動されて、それは当然の行動と私は理解し今後も誠実に行使してほしいと思います。
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- 感想投稿日 : 2022年10月30日
- 読了日 : 2023年4月14日
- 本棚登録日 : 2022年10月16日
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