純粋に戦術レベルを細かく描写していたこれまでの戦記物の枠を徐々に外れて、政治に介入しはじめそうな気配。劣勢にもかかわらず、世論に押されて戦争を止められない政府と、一刻も早く「損切り」という名の和睦をしたい軍部との衝突。歴史上ありがちなテーマだが、しっかりと描かれることが少ないので、とても楽しみである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年12月4日
- 読了日 : 2018年8月22日
- 本棚登録日 : 2018年8月22日
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