近現代史を騒がせた44もの「地下組織」について、それぞれの概要を説明している本。こんな本に載っているくらいなので、「地下組織」といいつつ有名な組織ばかりではあるが、各組織の説明が事実と憶測を散りばめた週刊誌的な文章にならざるをえないのは、やはり根本的に情報を集めるのが困難だからなのであろう。素人政談を楽しむためには、この程度の「常識」は知っておいた方がいいだろうし、あくまでもネタ帳くらいのつもりで目を通すといいかなと思う。もちろん、世界の闇はこれだけでとどまるはずもないのだし、まっとうな人生を全う(ジョークではなく)したい人は、とにかく「君子危うきに近寄らず」を徹底することである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・史跡
- 感想投稿日 : 2014年4月14日
- 読了日 : 2014年4月7日
- 本棚登録日 : 2014年4月13日
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