『大学』を素読する

著者 :
  • 致知出版社 (2007年3月12日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 7
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昔(江戸時代以前)の勉強といったら、四書五経の素読(声に出して読むこと)と相場は決まっていた。現代でも素読はけっこう人気があるみたいなので、とりあえず四書五経の中で一番短い「大学」に手を出してみたのが5年ほど前。結局、三日坊主で終わってしまったのだが…。徳川家康も、駿府における人質時代に、雪斎和尚の指導の下で四書五経をひたすら素読したのだろうなと思うと、不思議な感じがしないでもない。ただ、「大学」と「論語」は、内容がかなり被っているような気がするんだけど。
最近読んだ週刊誌によると、安倍総理の奥方の昭恵さんが、「大学」の素読会のために全国を駆けずり回っているそうである。「大学」の素読は、これからまた熱くなってくるのかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・論理学
感想投稿日 : 2013年3月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年3月23日

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