何十年ぶりにか、再読しました。ケータイもインターネットもなかった、昭和の高校生たちの、様々な恋。あの頃意識されていた「ススんでる」か「オクレてる」か、ではなく、その子がその恋にどう向き合いたいのかが、ストーリーの軸に揺るぎなく据えられていることに、心を打たれたのでした。今読んでみて、それが全く私の中で変わっていないことにまた感動します。根源的な恋する思いが見事に語られているのです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年10月20日
- 読了日 : 2023年10月20日
- 本棚登録日 : 2023年10月16日
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