宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2017年2月15日発売)
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感想 : 41
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悠久の宇宙の流れを感じさせる良書。現在分かっていること、分かってないことを明確にして、どの仮説を前提として話を進めているか分かりやすい。難しいことは読み飛ばしても雰囲気でなんとなく分かる。高校卒業程度の物理学が分かってるなら読み飛ばさずに理解できるだろう。X粒子のくだりは再読を要したが、おそらく冗長な文書がうまく頭に入らなかったためと思われる。その辺りを差し引いても、内容の背景である研究者たちの温度感まで伝わってくる正直感は評価できる。""

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宇宙学・天文学
感想投稿日 : 2019年1月19日
読了日 : 2018年1月8日
本棚登録日 : 2019年1月19日

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