項羽と劉邦の霊言 項羽編-勇気とは何か

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  • 幸福の科学出版 (2014年4月22日発売)
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感想 : 2
4

2017/11/04読了

 項羽と劉邦の、「項羽」の霊言。司馬遼太郎で以前読んだ印象だと、一人で1000人を軽く倒してしまうような猛将をイメージしていたが、この話し方を見るとかなり心も格が高く、高い思考力もお持ちのようだ。2次大戦のことやジョブズのことなど、最近のこともごらんになっている模様。

 ご本人曰く、劉邦との戦いでは劉邦の政治性や老獪さが勝負を分けたのではないかと。「智・仁・勇」の勇は持ち合わせていたが、残りの二つが足りなかったと自己分析なさる。韓信も進言してきたにもかかわらず、宴の席で劉邦を討たなかった点など、策略では劣る面があったのかもしれないが、その代わりに男らしさ、豪快さのようなものは持ち合わせており、そこが魅力でもあるかと感じる。

  この世で敵同士でも、あの世にかえればどちらも英雄。魂の修行は続いてゆくのだな、と再確認した。

 項羽様の前世は、ケネディ大統領であるようだが、明言は避けた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Reigen
感想投稿日 : 2017年11月4日
読了日 : 2017年11月4日
本棚登録日 : 2017年11月4日

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