秀美が言わんとしていることが理解できるようでできないところもあったが、不思議と嫌いになれず、むしろ興味がそそられた。私が当たり前のように「普通」の人間として過ごしてきた学生時代、秀美のようなことを考えることはなかったが、大人になった今読んでみると何か心にざらざらとしたものが残るような、そんな気持ち。秀美を理解しきれない自分がいるが、それを心地悪いとは思わない。不思議な読後感だ。
2023.5.26 読了
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- 感想投稿日 : 2023年5月26日
- 読了日 : 2023年5月26日
- 本棚登録日 : 2021年7月11日
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