某ブログにて知った作品。
著者の実体験をつづった作品だけに、
現実感が生々しい。
生涯のパートナーを失ったことへの
その直前の。直後、一ヶ月後と事細かに書かれているのだが、
日を追うごとに主人公の心の葛藤が実に人間味がある。
冒頭にこの物語はハッピーエンドでないことを語っている通り、
読んだからといって何かを得られるわけでもないのかもしれない。
ただ、今まわりにいる人たちが当たり前のようにいることが、
それだけで幸せなんだということに気づかされた。
もう一度時間をおいてから読み直したい一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2012年10月28日
- 読了日 : 2012年10月28日
- 本棚登録日 : 2012年10月28日
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