向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2008年7月29日発売)
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本棚登録 : 31492
感想 : 3547
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小学生の主人公が夏休みの宿題を友人宅に届けにいくと、そこには友人の首つり死体が… しかしその後、なぜか死体は忽然と消えてしまう。彼の無念を晴らすため、小さな主人公の兄妹が事件を解決すべく真夏の冒険ミステリー。

一言で言うとバケモノのような小説、凄すぎて吐きそう。作者の天才ぶりが分かる作品。
爽やかな体裁を保ちつつも、ミステリー、ホラー、ファンタジー、家族愛、イヤミスの要素が盛り込まれていて、面白いというよりやばすぎてキモイ。

後半からの怒涛の展開は相変わらずの道尾秀介ばりの内容で、なんどもひっくり返される。ワクワクドキドキが止まらないっ

たぶん人生経験がそれなりにあって、ミステリーの中級者以上じゃないと全体像を理解できない。でもミステリー好きなら絶対読どけって作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年10月24日
読了日 : 2021年10月24日
本棚登録日 : 2021年10月24日

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