ほんとうは何年も前に読み終わっているし、それどころか何回か読み返している作品だけれども、本作に登場する佐条と草壁の何年か後を描いた「ふたりぐらし」を読んだら、読み返したい欲と愛を言語化したい欲に駆られた次第です。
わたしは、男女のラブストーリーが主題の作品を捻じ曲げてでも男の子同士をくっつけて、あれやこれやをさせたい欲もないし(それを楽しむ人を批判したい気持ちもない)、腐女子こそLGBTの理解者だとのたまう人種は好きではない。一部ジャンルにおいては、これぞという推しカップリングはあるし、BLもさほど抵抗なく読める方ではあるけれども、腐女子かと言われると疑問。うだうだ何を言いたいのかというと、「同級生」は確かにBLではあるのだけれども、BLであることに価値があるわけではなくて、BLに抵抗がある人もすんなりと読めてしまうくらい、これはひたすらに純愛を描いたラブストーリーだと主張したい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月2日
- 読了日 : 2020年1月2日
- 本棚登録日 : 2020年1月2日
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