【あらすじ】
誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕……気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。
【感想】
それでは二人組を作ってください/浅井リョウ
必死でがんばってでもやりきれないお話だった。でもこの書き口が読んでいて心地よかった。
隣の空も青い/飛鳥井千砂
一方的にしか通らない気持ちが最後に通じ合うところがよかった。
鳥かごの中身/徳永圭
このアンソロジーの中で唯一、大人と子どもの二人で暮らす時間のお話だった。少し悲しいお話だったけど、最後のワンシーンで心がほっこりした。
この3人の他の作品も読んでみたくなった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月27日
- 読了日 : 2017年9月23日
- 本棚登録日 : 2017年6月12日
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