三匹のおっさん ふたたび

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年3月28日発売)
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感想 : 916
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私もあと数年で還暦人生に突入だけど、こんなのあこがれるなあ。
積み重ねてきた何かしらの特技を持って、気の合う仲間に囲まれ、仕事と違ってmustじゃない活動に打ち込み、人生終盤のエネルギーを放出する。でも私はきっと還暦過ぎて70歳くらいまでは働かなくっちゃ・・
*貴子さん、ただただゆる~いお嬢様ってだけでホントはとてもいい人でうれしかった。だって祐希のママだもの。
*健児さん、彼も同じで清一の息子であり佑希のパパであることをうなずかせるキャラが出てて、ほっこり好きになった。
でも全体的には☆3.5。それを5まで引き上げてしまったのは「好きだと言えずに初恋は、」。こういうの私はあかんわあ。甘酸っぱすぎてしかし少しの苦みが効いているのがなんともおしゃれ。ただ残念なのは「植物図鑑」読んでないんだよなあ。
還暦オヤジの話と小学生の女の子の話を1冊にする、この感性が好きだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年2月18日
読了日 : 2020年2月16日
本棚登録日 : 2020年2月1日

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