国盗り物語(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1971年12月22日発売)
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本棚登録 : 2851
感想 : 199
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織田信長〈後編〉読了。

斎藤道三の物語から、その意志を継ぐ信長と光秀の物語へ・・・。
後半はほとんど光秀メインなのですが、終盤の彼の苦悩が手に取るように伝わってきて、読んでて辛かったほど。
信長も、光秀の性格ごと受け入れて好きになれていたら、彼自身も楽だったはずですよね。誰よりも光秀の能力を認めていたのだから。。。「是非もなし」とか、本当せつないです。
この切なさが、読後に余韻として残ります。まさに名作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016年読了分
感想投稿日 : 2016年5月26日
読了日 : 2016年5月26日
本棚登録日 : 2016年5月26日

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