ポアロ&ヘイスティングズの活躍を描く短編集。ヘイスティングズ目線で語られる、14話が収録されています。
各話、設定が興味深くて、話の冒頭部分はワクワクするのですが、如何せん話が短いせいか謎解き部分が雑で“よくわからんが、ポアロがちゃっちゃと解決”的な展開になっている感じがします。
なので本書に関しては、他の方のレビューにもあるように、ポアロとヘイスティングズのやりとりを楽しむのが良いかなと。
特に、ヘイスティングズをディスる時のポアロはすごく楽しそうです(まぁ、確かにヘイスティングズ君は軽率な発言しがちですが)。
個人的には、ポアロのベルギー警察時代の“失敗談”、「チョコレートの箱」が好きでした。
読書状況:読み終わった
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2021年読了分
- 感想投稿日 : 2021年2月20日
- 読了日 : 2021年2月20日
- 本棚登録日 : 2021年2月20日
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