特捜部Q―檻の中の女― (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2012年10月5日発売)
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本棚登録 : 255
感想 : 33
5

デンマーク発サスペンス。
バディモノとしても、捜査ミステリーとしても読み応えがあって面白かった!

主人公の捜査官カールと、事件の被害者双方の視点で物語は進み、両者の時間軸が近づくにつれハラハラが加速して目が離せない。
あっと驚くどんでん返しはないものの、捜査の展開がまさに点と点が繋がっていくような感覚で飽きない。
注意点があるとすれば、閉所恐怖症の人は読みながら想像しただけできついかも。

カールの相棒、アサドのキャラクターもアクが強いのに憎めなくて魅力的。アサドのポテンシャルが底無しで、バックグラウンドが気になりすぎる…!

ドラゴンタトゥーの女が好きな人はハマるはず。
シリーズの他の作品も楽しみ。
映画化もされてるようだけど観ようかな…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月25日
読了日 : 2023年6月25日
本棚登録日 : 2023年6月25日

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