おまけのこ しゃばけシリーズ 4

著者 :
  • 新潮社 (2005年8月19日発売)
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本棚登録 : 1897
感想 : 265

おまけのこ
しゃばけシリーズ4冊目。

「こわい」
人からも妖からもきらわれる「こわい」が持つ天狗の薬を巡って騒動が起きる。
なんとも切ない。妖と人との言動の捉え方の違いから不幸を回避して、これで良かったのかまた悩ましい。

「畳紙」
厚化粧のお雛
前の巻で出ていたお雛の事が描かれていて良かった。

「動く影」
一太郎の子供の頃で、まだ妖の手代もおらず、友達と共に解決する話
子供たちが恐怖を前に手を繋いで頑張る姿が可愛い。

「ありんすこく」
花魁の足抜けを手伝う話し

「おまけのこ」
鳴家の大冒険。鳴き声が可愛いなぁと思っていたけど、このお話でますます可愛くなってきた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 面白かった作品
感想投稿日 : 2017年7月7日
読了日 : 2017年7月7日
本棚登録日 : 2017年7月7日

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