Amazonプライムで気になったけど、ホラーに分類されてて観るのをためらいましたが…サスペンス要素が強く、ホラーというよりはスリラーでした。
ずっとハラハラして見られる面白さだった。
毎日同じ1日…誕生日の前の日を繰り返している事に気付いた主人公。
両親にいくら訴えても信じて貰えない。
しかしある日、この家には家族以外にも誰かいる事に気が付く。
謎を探ろうとすると、違った行動を起こす家族たち…でも眠るとまた同じ1日が繰り返される…という話。
洗濯機に隠された小さな扉の部屋、父親らしかぬ暴力的な一面、どこからか聞こえるクラリネットの音…
謎を少しずつ解いていくと、どうやら自分たちは既に死んでいるらしいと気が付く。
現代に住む同じような家族構成の長女が、最初に住んでいた殺人鬼の男の霊に殺される前に、主人公に助けを求めていた…というもの。
主人公は既に死んでいるというのが斬新…!
殺人鬼の男をやっつけた後、再び同じように弟からの無線の声で起きる時はまだ終わらないのかとドキっとする。
でも来る事のなかった誕生日を迎え、家族に祝われる姿には胸が熱くなる…。
「外には何があるの?」と問う主人公に、「望むものなんでも」と答える父親。
霧に閉じ込められていたドアを空けると、眩い光があふれ…終わり。
さ、最後はどうなったのか…!やっぱり外は天国なのかな、と、呪い殺された家族を思うと切ない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月13日
- 読了日 : 2019年5月12日
- 本棚登録日 : 2019年5月12日
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