随分前に買って、積ん読になっていたのをようやく読了。
何年か前から森達也の著書やドキュメンタリー作品に触れるようになったのだけど、本作も相変わらず著者自身が逡巡しているのがありありと描かれている。
そういえば、私が子どもの頃には超能力や心霊現象を取り扱う番組が多かったけど、いまはほとんど見なくなった気がする。
科学で解明できないけど、なんとなく”ある”気がするもの。
それは単に集団心理が働いているだけなのか、本当にあるのか。
否定でも肯定でもなく、その現状(己の心情も含む)を伝えるというのに物足りなさを感じる人もいるだろう。
ただ、そういうことってなかなかできないことだと思っているので(必ずどちらかに寄った意見になると思う)、やっぱり彼の著書は興味深い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年10月30日
- 読了日 : 2013年10月30日
- 本棚登録日 : 2012年4月6日
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