あまり期待していなかったのですが、あまりにも良かった。号泣。
たった五日間、だけどそれは母にも僕にも、そして逃亡犯のあの人にも愛おしい永遠にも近いほどの五日間だった。
レイバーデイにスーパーに向かった僕と母は血だらけの男と出会い、寂しさも手伝いあっという間に恋に落ちる。恋と呼んでいいのかわからない。だって息子も落ちるのだから。
ピーチパイを焼くシーンが好き、すごく好き。ガールフレンドができる前にとタイヤ交換を教え、ガールフレンドが出来た時にそれをこなすシーンが好き。近所の車椅子の子を三塁打に置き野球をするシーンも好き。
1つ1つがキラキラしていて、救いのあるラストで、愛に溢れていて、満ちたものだった。ピーチパイをああやってみんなで作って食べたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ジェイソン・ライトマン
- 感想投稿日 : 2017年3月11日
- 読了日 : 2017年3月11日
- 本棚登録日 : 2016年11月25日
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