ノラや (中公文庫 う 9-5)

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年1月18日発売)
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本棚登録 : 1845
感想 : 225
5

なんでこんなに可愛いのかよ~♪

この本を読んでいる間ずっと、
大泉逸郎の孫が頭の中に流れてました。

庭の水がめに落ちたことがきっかけで、
飼うことになったノラが帰ってこなくなった。
心配で心配で毎日、毎日泣いて、仕事も手に付かない先生。

新聞にノラを探す広告を4回入れたり、
見つかってないのに、お礼の文章を考えたり、
風呂場に専用の座布団を用意したり、
毎日、猫用に魚屋さんからアジを取り寄せ、
猫用にカレイを煮る?!

読んでいてつっこみたくなるところ満載。
文章にユーモアもあって、面白かったー

ただ、短編が何作品も掲載されているので、
同じ話が何度か繰り替えされてるので間ちょっと飽きるところがあるのが
ちょっと残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・伝記
感想投稿日 : 2013年7月17日
読了日 : 2013年7月13日
本棚登録日 : 2011年7月4日

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