義母の蔵書で見つけて初めて読んだ藤沢作品。好きです、この世界。もっと早く出会うべきだった!少年藩士 文四郎が成長していく姿を、細やかな描写でまさに”描き出して”います。季節の移り変わり、情景・・読んでいると、自分もそこにいるかのように風景が浮かびあがってきます。
文四郎とお福のかなわぬ恋・・ラストは思わず涙。
自分の思うように生きることが難しかったこの時代、それでもその道を、ただ真っ直ぐに歩いていく・・武士道を感じます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月5日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年12月5日
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