読了。
葉室宮司は現在の日本の状況に深刻な焦りを感じていらしたのだろう。大切にしたい日本の心を切々と綴られながら現代を痛烈に批判している。この本を「日本の良さを伝えたい」と思って若者に手渡しても、批判の部分が耳に痛く、読んでもらえないかもしれない。
正しいことは正しい、大切なことは大切なのだけど、それをどう伝えるかはとても難しいことだと考えさせられた。他の著書ではどう表現されているのだろう。読んでみたい。感謝。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
幸福・スタイル
- 感想投稿日 : 2010年12月2日
- 読了日 : 2010年12月2日
- 本棚登録日 : 2010年12月2日
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