「もったいない」といって使わないものを貯め込む暮らしは大切な住まいをゴミ置き場にしていることとなんら変わらない。常々「始末よく暮らしたい」と思っている私の心中を代弁してくれるかのような本だった。
あとがき(おわりに)の見逃せない一文。「冷たいように聞こえるかもしれませんが、子どもたちには特に何かを残してあげたいと思っていません。形あるモノよりも、もっと大切なこと、子どもたちがそれぞれ自分の力で、自分の人生を切り開けるだけの「力」を残してあげたいと思っています。」冷たいどころかそれこそ親のつとめだと思います。
読書状況:読み終わった
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生活・スタイル
- 感想投稿日 : 2012年4月25日
- 読了日 : 2012年4月24日
- 本棚登録日 : 2012年4月24日
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