百物語 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1995年11月30日発売)
3.97
  • (186)
  • (97)
  • (182)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 1096
感想 : 155
4

百物語
古より百物語と言う事の侍る不思議なる物語の百話目集う処必ずばけもの現れ出ずると

杉浦日向子は、江戸を行き来しているのかと思われるほど江戸に精通している漫画家。でも御隠居したと言う。
亡くなったんだっけ?

百物語は、結局、市井の人々の身近な不思議や怪異をそのまま語っているんだなーと思った。だから、起承転結はない。物語のストーリーの結末などと言うことを期待してはいけない。一話目。殿様が口から出た魂を飲み込む夢を見た後、小僧が悲しんでいる。実は小僧が可愛がっていた鼠だったと言う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月15日
読了日 : 2021年5月15日
本棚登録日 : 2021年5月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする