かなり前に読み終えた本。
プロの泥棒が主人公。数年前に侵入した家で感じた殺意を忘れられず、住人の安否と事件の真実を追いかけていく。一本の大きな話の柱を軸に異なる物語が集められた短編集。
ことあるごとに頭の中にいる弟と会話をしながら自分の感じた殺意の行方を追い求めていく。
短編集なので、読みやすい。でもなんといっても泥棒という日の当たらない職業の主人公なので、全体的に話が暗い。
主人公にも感情移入しにくい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月6日
- 読了日 : 2022年7月10日
- 本棚登録日 : 2022年7月10日
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