前提として、この本でいう社会科学はかなり広義にとっているようであり、人文科学や自然科学にも十分通用すると感じた。
筆者の主張する、信じて疑う、高い授業料を払って経験する、は人生全般に言えるのだろう。概念装置という考え方もおもしろい。ベースとして概念装置を持つことで、本の読み方、社会の捉え方がクリアになっていくのだろう。
そもそも読書は知的な食事のようなものであり、その知的栄養分は血肉となり体内?脳内?に蓄積され、人格を形成していくのだと思う。概念装置は大事にしたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
言語・読書
- 感想投稿日 : 2023年8月12日
- 読了日 : 2023年7月20日
- 本棚登録日 : 2023年6月17日
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