はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

  • 世界文化社 (2003年5月1日発売)
3.98
  • (213)
  • (192)
  • (185)
  • (16)
  • (3)
本棚登録 : 2314
感想 : 190
3

<本書の概要>
事業=自分の人生…としてはいけない
事業はあくまで人生を豊かにする手段であり、目的ではない。
人生は「それを楽しく幸せにするもの」に費やすこと。

事業は油断すると人生を振り回そうとする。
そのため、事業をコントロールし成長させるための
起業家的心構えを説いている。


<学びのポイント>
・人には「職人」「マネージャー」「起業家」の3つの
 側面がある。「職人としての技術」を磨きつつ、「起業家」の
 物事の捉え方、俯瞰する考え方を身につけていこう。

・事業の細部に目を奪われず、大局的な流れ、将来のための
 計画に時間を費やしていこう。事業の現場は、以下の方法で、
 できる限り自分の手から離していきたい。
 
・そのために事業を仕組み化させてしまおう。ポイントは
 1.期待以上の価値の造り込み
 2.オペレーションの容易化
 3.秩序だった組織の形成・運営
 4.徹底したマニュアル整備・ルール制定
 5.顧客への安定した商品・サービス提供

・「小さなイノベーション→数値化→マニュアル化」の流れで
 組織体制・事業運営を進めていく。
 このときのイノベーションとは実行することを前提としている。

・この事業にメンバーついてきてくれるポイント
 1.自分でもやりたくない事業を押し付けない
 2.長い間楽しんで取り組める事業にする
 3.基本理念はそのままに、ときどき事業を変化させる
 4.たまに事業の意味やルールを語り、思い出させる
 5.現場にとっての楽しみを直接感じ取り、増やしてやる

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 起業・新規事業
感想投稿日 : 2012年3月26日
本棚登録日 : 2012年3月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする