<本書の概要>
事業=自分の人生…としてはいけない
事業はあくまで人生を豊かにする手段であり、目的ではない。
人生は「それを楽しく幸せにするもの」に費やすこと。
事業は油断すると人生を振り回そうとする。
そのため、事業をコントロールし成長させるための
起業家的心構えを説いている。
<学びのポイント>
・人には「職人」「マネージャー」「起業家」の3つの
側面がある。「職人としての技術」を磨きつつ、「起業家」の
物事の捉え方、俯瞰する考え方を身につけていこう。
・事業の細部に目を奪われず、大局的な流れ、将来のための
計画に時間を費やしていこう。事業の現場は、以下の方法で、
できる限り自分の手から離していきたい。
・そのために事業を仕組み化させてしまおう。ポイントは
1.期待以上の価値の造り込み
2.オペレーションの容易化
3.秩序だった組織の形成・運営
4.徹底したマニュアル整備・ルール制定
5.顧客への安定した商品・サービス提供
・「小さなイノベーション→数値化→マニュアル化」の流れで
組織体制・事業運営を進めていく。
このときのイノベーションとは実行することを前提としている。
・この事業にメンバーついてきてくれるポイント
1.自分でもやりたくない事業を押し付けない
2.長い間楽しんで取り組める事業にする
3.基本理念はそのままに、ときどき事業を変化させる
4.たまに事業の意味やルールを語り、思い出させる
5.現場にとっての楽しみを直接感じ取り、増やしてやる
- 感想投稿日 : 2012年3月26日
- 本棚登録日 : 2012年3月23日
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