ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

  • オーム社 (2005年1月1日発売)
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感想 : 243
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ある方のブログで紹介されていたので読んでみたが、なるほどこれは面白い。ハッカーとはコンピュータに不正アクセスする者ではなく優れたプログラマの意。前半はプログラムを知らない人間が読んでもわかりやすく、刺激的な著者の刺激的な物の見方を味わえる。特に第6章「富の創りかた」は富とは何か、富は分配されるものではなく創り出せるもの、と経済の本質を捉えていてグッときた。後半はプログラミングの専門的な話題中心だが、Lispという言語がよほど好きだというのは伝わってきた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: IT
感想投稿日 : 2011年12月19日
読了日 : 2011年12月18日
本棚登録日 : 2011年12月19日

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