ある方のブログで紹介されていたので読んでみたが、なるほどこれは面白い。ハッカーとはコンピュータに不正アクセスする者ではなく優れたプログラマの意。前半はプログラムを知らない人間が読んでもわかりやすく、刺激的な著者の刺激的な物の見方を味わえる。特に第6章「富の創りかた」は富とは何か、富は分配されるものではなく創り出せるもの、と経済の本質を捉えていてグッときた。後半はプログラミングの専門的な話題中心だが、Lispという言語がよほど好きだというのは伝わってきた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
IT
- 感想投稿日 : 2011年12月19日
- 読了日 : 2011年12月18日
- 本棚登録日 : 2011年12月19日
みんなの感想をみる