残念な本だった。面白くサクサク読めるし、バカな男子の日常と成長がリアルに描かれていて、良いのだけど。
それだけに、エロシーンは必要だったのか?ファンタジー要素も浮いてないか?ときどき突然大人になった主人公が語るのはどうなの?大人になった主人公が語っているという設定なら時代描写があった方が良かったのでは?etc. 等の疑問が残った。これらがクリアできてたら名作だったかも。坪田譲治文学賞も狙えたかも。
読者層を絞ってないところが良くなかったんじゃないか。
エロシーンは、一部成人男性にはうけるのかもしれないが、私にはただただ不快だった。ネグレクトの6年生ならまだ納得できたけど、普通の家の4年生はないでしょ。こういうシーンは書くなら、書く必要があったと思えるようにして欲しい。サービスとして書かないで欲しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月6日
- 読了日 : 2018年9月30日
- 本棚登録日 : 2018年9月30日
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