屍者の帝国

  • 河出書房新社 (2012年8月24日発売)
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本棚登録 : 3391
感想 : 441
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久々に小説の世界に浸った。
やっぱSFは良いね!大好きだ!

ゼロ年代最高の作家の一人と言われている伊藤計劃の遺稿を円城搭が引き継いで完成されたこの作品。
正直、どちらの作風が色濃くでるか、読み始めるまでは期待もしつつ疑問も抱いていたけど、読み終えたらどちらも裏切られた気分。
こんなにロマンチックな作品になるなんて。。。
終わり方も良かったなー。
あのシリーズと繋がりを連想させてくれて。

個人的に一気に読むのをお勧め。
特に後半。
途切れ途切れで読むと全体像が分かりにくなりそう(そこらへんは円城搭っぽい)。

しかし、改めて伊藤計劃という作家が若くして世を去ったことが惜しまれてならないな。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年9月17日
読了日 : 2012年9月17日
本棚登録日 : 2012年9月17日

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